今週も引き続き畦づくりです。
今日は小雨が降る中での作業になりましたが、夏の気配はどこへやら。
すっかり秋の空気で、涼しくなったので、
今まで以上に作業は楽になりましたね~。
スコップで穴を掘る、ひたすら掘る。
ケラが出てくる、出てくる。
こんなにケラってたくさん生きてるんですね。
これまでに掘った水たまりではゲンゴロウの仲間やコミズムシも見つかりました。
翅のある昆虫たちは、新たに現れた水面に続々と移動してきてくれているのではないでしょうか。
もうすぐ稲刈り。
周囲の水田からは一気に水がなくなります。
そうしたときに田んぼにすむ生き物たちが避難する場所として
水の残った場所が少しでもあることが必要と考えます。
かつてはそれがため池であったり、あるいは水路とのネットワークでした。
また水の抜けにくい田んぼはカラカラに乾くこともなかったかも知れません。
こうしたことに対して、私たちの再生しようとする田んぼが
生き物のためにもしっかりと役立ってくれることを願うばかりです。
写真:上から
1作業風景…畦の黒塗りづくり
2開放水面になる部分…なかなか進まないながらも着々と大きくなってます。
3畦沿いの水路…もうすぐ一辺が掘り終わりそうですね。
すずき