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今日は雑草処理についてです。
瀬谷環境ネットでは、化学肥料、農薬、除草剤などは一切使いません。当然雑草の処理は全て手作業です。
これからの時期は田んぼや畑の雑草が驚くほど生長します。大きくなって手に負えなくなる前に、下の写真のように、こまめに草取り、草刈り又は草削りという作業をしなければなりません。
ところで、草取り、草刈り、そして草削りの三つの方法で雑草の処理をするのですが、それぞれ目的があります。処理する場所や雑草の生え方などによって使い分けています。
草取りはいわゆる草むしりで、根ごと草を引き抜くことです。根こそぎなので雑草を減らす効果は高い一方で、雑草の根で強度を保っている畦でこれをやってしまうと、畦が弱くなってしまうという欠点があります。
草刈りは鎌などで雑草を刈り取る作業です。根は残したまま伸びた分を刈り取ります。しばらくしてまた伸びてきてしまいますが、畦の強度を弱くすることはありません。
草削りは草刈りと同じく根を残す方法ですが、草を刈るというよりは、文字通り草を削り取るという作業です。そのため、草刈りりよりも処理面が平らになります。
これから夏になると、暑さの中の作業は大変です。一人でも人手が多い方が良いのです。
大自然に囲まれた田んぼで一緒に作業をしませんか? 田んぼの作業以外にも、生き物観察、畑作、川掃除など、様々な活動があります。ご興味のある方は当会までお問い合わせくださいね。お問い合わせはこちらへお願いします。
M.K.