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8月1日(土)、2日(日)と大変暑い日が続きました。田んぼでは、体と相談しながら、会員が田んぼの草取り、ホタルのビオトープの畦整備、土手のオオブタクサ抜き(=トンカツ作戦)などを行いました。
こちらは田んぼの草取りの様子です。遠くに作業する会員の姿が見えるでしょうか? オモダカやコナギなどの水田雑草が稲の間にしぶとく生き残ります。あまり大量に残っていると稲の栄養が奪われますが、暑さ、人手の問題に加えて、深追いすると稲に誤ってダメージを与えるおそれがあるため、そこそこのところでよしとしました。
日よせに植えた稲が何らかの原因で倒れている箇所がありました。カルガモ、アライグマ、ハクビシン、その他動物によるものでしょうか。
ホタルのビオトープでは、生えているミゾソバを刈り、畦の上に載せていきました。畦の補強と水面への光の取り入れの効果が期待できます。
ビオトープのアオミドロ対策として植えたハス(大賀ハス)はザリガニの食害に負けることなくここまで生長しました。期待通り、アオミドロもとても少ない状態が維持出来ています。来年(2016年)は花を咲かせてくれるかもしれません。楽しみです。
土手にはオオブタクサが勢い良く伸び続けていました。油断していると種を付けてしまうので、その前に「トンカツ作戦」で引き抜いて(揚げて)います。「オオブタを揚げている」ときは、おそらくトンカツ揚げの調理場よりも体感温度が高いかもしれませんね。
作業を終えて、ふと農道を見ると、何者かが鳥を襲ったと思われる食痕がありました。オオタカなどが小鳥を捕まえたのでしょうか。襲われた鳥は??
本当に毎日暑い日が続きますが、少しずつでも手入れをするのとしないのでは、やはり全然違います。しかし、人間の手で出来ることは限られていることを受け止めて、熱中症には十分気をつけて作業をしています。
水を抜いてしまう田んぼが多い中、この上瀬谷の田んぼは稲の間をたくさんのめだかたちが気持ち良さそうに泳いでいる田んぼです。ご興味のある方、ぜひ見学に来てみませんか?
M.K.