瀬谷環境ネットだより

横浜市瀬谷区及び周辺地域の自然環境をよりよいものにして、次世代へ引き継ぎたいとの願いから2006年12月に発足した瀬谷環境ネットのブログです。

上瀬谷小脱穀

2010年11月19日 脱穀実施
 
快晴の中、上瀬谷小の5年生が脱穀体験をしました。
足踏み脱穀機くんが久々の登場!
まずは会長から説明。
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脱穀は、穂からモミを外す作業です。
このモミはイネの種、土にまけば芽を出します。
そしてモミのからをむく『もみすり』をすれば、
玄米となってみんなが食べられるようになります。」
 
さて、では早速やってみましょう!
脱穀機のペダルを踏むとグオングオンと刃が回転。
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イネを入れるとパチパチと穂からモミが外れる、
むしろはじけ飛ぶというところでしょうか。
 
そして脱穀機の後ろで、いまかいまかと待ち構えています。
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「まだ、のこってないかな?」
一粒残らずモミを探してくれています
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さらに脱穀されたモミには、ワラのかすが混ざっているので
仕分けをしています。こちらもじっくり、細かく分けてくれていますね!
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多くの子がワラとモミの重さの違いを利用して、揺すって仕分けをしていました。
中には風で飛ばそうというKさん直伝の方法に
かかんにチャレンジする子たちも現れました。
うまくできたのかな??
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最後はこぼれたモミも一粒でも多く拾おうと
熱心に集めてくれています!どうもありがとう
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今年は脱穀を外でやることができたので、
とても気持ちよく、そして楽しく脱穀ができたと思います。
ごはんとして食べられるのはもうすぐ!
 
今日一番印象的だったのは、
脱穀後のワラを「軽い!!」と言ってる子が多くて、
脱穀前と後でイネの重さが全然違うことに
多くの子が気づいてくれたことでした。
イネの重さのほとんどはモミの重さです。
イネはその生活史の最後に全ての栄養をモミに集めて
次の世代に受け継ぐ(子孫を残す)わけですね。
 
また残ったワラは、「チャボにあげたい」と子どもたちが提案してくれました。
ワラは色んな使い道があって、決して無駄にはなりませんし、
子どもたちも有効に使おうとしてくれて嬉しかったです。
 
 
 
すずき