2010年11月19日 脱穀実施
快晴の中、上瀬谷小の5年生が脱穀体験をしました。
足踏み脱穀機くんが久々の登場!
まずは会長から説明。
「脱穀は、穂からモミを外す作業です。
このモミはイネの種、土にまけば芽を出します。
そしてモミのからをむく『もみすり』をすれば、
玄米となってみんなが食べられるようになります。」
さて、では早速やってみましょう!
脱穀機のペダルを踏むとグオングオンと刃が回転。
「まだ、のこってないかな?」
一粒残らずモミを探してくれています
さらに脱穀されたモミには、ワラのかすが混ざっているので
仕分けをしています。こちらもじっくり、細かく分けてくれていますね!
多くの子がワラとモミの重さの違いを利用して、揺すって仕分けをしていました。
中には風で飛ばそうというKさん直伝の方法に
かかんにチャレンジする子たちも現れました。
うまくできたのかな??
最後はこぼれたモミも一粒でも多く拾おうと
熱心に集めてくれています!どうもありがとう
今年は脱穀を外でやることができたので、
とても気持ちよく、そして楽しく脱穀ができたと思います。
ごはんとして食べられるのはもうすぐ!
今日一番印象的だったのは、
脱穀後のワラを「軽い!!」と言ってる子が多くて、
脱穀前と後でイネの重さが全然違うことに
多くの子が気づいてくれたことでした。
イネの重さのほとんどはモミの重さです。
イネはその生活史の最後に全ての栄養をモミに集めて
次の世代に受け継ぐ(子孫を残す)わけですね。
また残ったワラは、「チャボにあげたい」と子どもたちが提案してくれました。
ワラは色んな使い道があって、決して無駄にはなりませんし、
子どもたちも有効に使おうとしてくれて嬉しかったです。
すずき