水の中のカマキリ

ついに！ついに！現れました

ここ、上瀬谷の田んぼにも、水中のか細いハンター

その名は【ミズカマキリ】です。

昨年も見つけたという情報はありました・・・

今年もつい昨日、上瀬谷小の子供が見つけたという情報があり

そうそう出かけて、捕まえられました。

私にとっては、子供のころ、田舎（岩手県）に行くと裏の池で

ミズカマキリとイモリを捕って遊び呆けていたという懐かしい生き物です。

 

このミズカマキリはタガメやタイコウチ、アメンボと

同じくカメムシの仲間で、鋭い鎌でオタマジャクシなどを捕獲し

鋭い針のような口吻で消化液を送り込み、溶けた肉液を吸うのです。

 

また、飛行能力が高いため行動範囲が広く、昨年発見時もバケツから脱走し

飛んで逃げ、それ以来見つけることはなかった生き物でした。

 

しかし、今年見つけた個体は短い羽であることから幼体と考えられ

もしかするとこの田んぼで繁殖していた可能性があると思われます。

 

もしそれが本当であれば嬉しいことなんですが＾＾

 

【2010.7.3　A面畦沿いにて確認】

 

 

ミズカマキリ（水蟷螂）

分　類：カメムシ目　カメムシ亜目　タイコウチ科

学　名：Ranatra chinensis　

大きさ： 50mm前 後

時　期：4-10月

 

りゅう