2011年9月30日(金)
天気が心配でしたが、久々に暑い一日になりました。
6月に植えた苗は、夏の暑さを乗り越えて、たわわに実りました。
子どもたちも準備万端!
前日までに練習もしてくれて、いざ田んぼへ!
さっそくのこぎりガマを使って、刈り進んでいきます。
はじめはなかなか切れずに苦戦している子も、やはり上達が早い!
じゃんじゃんスピードが上がっていきます。
そして刈った稲は、後ろで待ち構える結び役へ。
刈った稲をバトンを渡すかのように華麗にパスしています。
結ぶのはすごく力がいる作業です。
でも結ぶ力の強さが後々とても大事になってきますよ。
そして稲の束ができたら、今度ははざかけ。竿までダッシュ!!!
でも稲って意外に重いなぁ。。。
束を二股に分けて竿に干していきます。
この竿があっという間に満杯に!
・・・ともう間もなく終了というところでハプニング!
ブチっ
ドドドっ
ドサドサドサ
何と、竿があまりの重さに耐えられず転倒しました。
いやーとりあえずケガ人いなくて良かったー
急いで隣の竿へ避難。
それにしても稲の重さってやっぱりおそろしい・・・
ふぅ~、何とか終わりましたよー
田んぼ一枚、きれいサッパリ刈り取りました。
丸坊主になったみたいですねぇ。
みんなお疲れ様!
これで2週間くらい田んぼで稲をお日様にあてながら乾燥させて、
次はいよいよ脱穀です。
おいしいごはんまで、大きく前進しました!
おまけ
稲を手で刈っていると、いろんな出会いがあります。
特にたくさん見かけるのは、バッタやイナゴ、それを狙うカマキリ。
そしてクモの多さに驚きます。
稲刈りを進めていくと、そんな虫たちも引っ越しを余儀なくされますので、
あわてて残った稲に逃げて行きます。
みんないっせいに集まるものだから、最後は虫の数がとんでもないことに
なるわけです。
でもだんだんと残りの稲もわずかになり・・・
とうとう田んぼが丸坊主になると行き場を失った虫たちは
ピョンピョンと他の田んぼへと逃げていきます。
何となくかわいそうですが、
田んぼや畑、草むらや森が近くにあれば、
また彼らはそこで新たな暮らしを始めて行くでしょう。
またこのような「かく乱」が田んぼ独特の生態系を
生み出してきたことも事実です。
(強い生き物がいなくなって、弱い生き物が暮らせるようになる、など)
詳しい話は他へゆずるとしましょう。
最後に、子どもたちが、こんな変わったバッタを見つけてくれました。