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田んぼでは間もなく稲刈りが行われます。周辺の他の田んぼでは既に稲刈りが終わっている所もありますね。
9月14日(月)の記事にも書かせていただきましたが、今年はスズメが多かったので、収穫量にどの程度影響するか気になるところです。去年まではネットを張ってスズメ除けをしていましたが、今年はネットを張っていないのです。生き物たちから見ればネットがない方が都合は良いのでしょう。生物多様性と収穫の両立は頭の痛い問題です。スズメもかわいらしいのでスズメを責めるわけにもいきませんね。
さらに、周辺に生息する動物が夜間に田んぼに入り、獲物を探すときに稲を踏み潰すこともあるようです。踏み潰されて泥の中に埋もれている稲が何株か見られました。
このように心配なことも多少ありますが、9月30日(水)にまずは上瀬谷小学校の田んぼで稲刈りをします。その後、10月10日(土)はSeyaめだか米クラブの田んぼの稲刈りの予定です。天候等により予定は変更する場合があります。
稲刈り前の準備として、草取り、はざかけ作り、畦補修、田んぼの水抜き及び乾燥、メダカ、ドジョウ等生き物の移動、オモダカ、コナギ、ヒエ等の抜き取りを行いました。今年のはざかけは、稲束の移動が少なくなるように2か所に分けることとしました。脱穀も2か所に分けて行うことになりますが、稲束の移動の労力を考えればこの方が良いかもしれません。
畔の補修は今後も続きます。1か所補修するとまた別の場所の補修です。モグラやザリガニなどが穴を掘り、場合によってはその穴をさらに大きな動物が拡げるのです。大雨の影響もあるでしょう。特に傷みの激しい箇所は竹を使って補強し、土の崩れを防ぎます。
稲刈りには多くの人手が必要です。みんなで楽しみながら稲刈りをしましょう!
M.K.