今日は田んぼの苗床づくりの続きです。
前回の様子はコチラ。
昨日は花見で夜まで飲みまくっていたオヤジたちが、
こんなに早朝からスコップを元気よく振っています!(笑)
でもNさん、どことなく元気がないような・・・
きっと天気が曇っていたせいでしょう!!!
3人、4人で一気に苗床づくりを進めると、
かなり早く(1時間もかからず)できあがりました。
田んぼの土はやはり塊になっているので、表面はボコボコです。
でも左官工になりきって、表面をスコップでペタペタ、スリスリしまして、
比較的滑らかな仕上がりになっております!
1週間で表面が固くなってくれれば、しめたものです★
さて、ここで種まきについてちょこっと触れておきます。
この台のようになった土の部分に直接種をまきます。
この方法を直播き(じかまき)法といいます。
近代農法では田植え機を使うために、苗箱に種をまいて
運搬が簡単な状態にするのが普通です。
また密度も高く、省スペース化も図れるといったメリットがあります。
一般的には苗箱には育苗専用の土を用いるので、
栄養満点でしょうが、コストがかかってしまいます。
成長した苗の根は隣どうし絡み合ってマット状になります。
一方直播きでまくと資材が必要なく、まくのに手間はかかりません。
そもそも田植えも手でするならば、苗を成形にする必要がないのです。
そのかわり田植え前には苗を抜く作業(苗取りともいいます)が必要になります。
また田んぼの土にはすでに多くの雑草の種子が入っており、
イネの苗と一緒に雑草もバンバン生えてきます。
だからコマ目に草取りをしなければなりません。
ちなみに昨年も同様の方法で行ったところ、
苗箱の苗は途中で肥料切れを起こしたのに対し、
直播き苗は元気よく成長しました。
ただし、苗と一緒に多数の雑草も育む結果となりました!
種まきは4月10日に行う予定です。
すずき