瀬谷環境ネットだより

横浜市瀬谷区及び周辺地域の自然環境をよりよいものにして、次世代へ引き継ぎたいとの願いから2006年12月に発足した瀬谷環境ネットのブログです。

ミニ水田!

瀬谷環境ネットのブログ「瀬谷環境ネットだより」をご覧頂きありがとうございます。

小学校の学習農園が終了となり、しばらく田んぼ関連の情報が発信できずにおりましたが、とある農家さんのご厚意により、今までよりもずっと小さな区画ですが、田んぼ作業をさせて頂けるようになりました。私たちはこの田んぼを「ミニ水田」と呼んでいます。

以下、5月6日の活動の様子を掲載しておりますので、ご覧頂ければと思います。

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学習農園やSeyaめだか米クラブの活動のような規模ではありませんが、この小さな区画で引き続き田んぼに関わることができるのは会としても大変嬉しいことです。実際に活動に参加可能な会員の人数が限られていることを考えれば、むしろちょうどよい規模なのかもしれませんね。

ミニ水田はちょうどミゾソバがはびこっている状態です。上の写真は天地返しの様子です。近々代掻き、田植えと続きます。

田んぼの隣の畑の管理のお手伝いは以前と変わらず行っています。適度に草の処理などをしつつ、土いじりを楽しんでいます。既にじゃがいもなどが育っていますが、夏野菜もこれから本格的に育てていく時期です。

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田んぼや畑の西側の丘には様々な「雑草」が茂っています。田んぼや畑に過度な影響が出ない程度にこれらを刈り取ることも必要です。

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特に秋には3メートルを超え、花粉症の原因ともなるオオブタクサは、小さな苗のうちに一気に駆除しました。いわゆる「とんかつ大作戦」です。下の写真、一体何本のオオブタクサがあるのでしょうか。

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さらに丘では、誰が捨てたのか、とんでもないゴミが大量に発掘されました! 下の写真は、発掘したゴミを1か所にまとめた様子です。特に古タイヤは土の中に埋まっており、掘り出しや運搬に苦労しました。

瀬谷の大谷戸は人の出入りが少ないことで自然が保たれてきたのは確かですが、人の出入りが少ないからこそ、不法な投棄も発生しやすいのでしょうか。

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この日はホタル幼虫の放流も実施しました。自然発生に持っていくのは非常に難しいですね。夏には鑑賞会も予定しています。

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以前とは規模もだいぶ縮小しまいたが、田んぼ作業に関わってみたい方、畑で野菜作りの楽しさを味わってみたい方、生き物が好きな方、自然環境の保全に興味のある方・・・ お気軽にお問い合わせくださいね。

M.K.