だいぶ冷え込む日も多くなりましたが、田んぼ併設の小川ではメダカが群れをなして泳ぎます（11月27日（金）の写真）。かわいいですね。ですが、カワセミやサギ類がこれを狙ってここにやって来ます。食べられてしまうメダカはちょっとかわいそうではありますが、これも生物多様性の自然の理想的な光景なのですね。
そしてなんと！
ミズカマキリも姿を見せてくれました（12月5日（土）の写真）。このような水生昆虫が見られるのは私たちが目指していることで、ここを気に入ってもらえればとても嬉しいですね。捕まえることは控えたいものです。あ、ミズカマキリもメダカを少しは捕らえることでしょう。しかしメダカの繁殖力は相当なものですので、大丈夫でしょう。
作業についてですが、田んぼ、ビオトープ及び小川の畔は弱い部分が崩れてくるため、引き続き補修を行っています。地下水が浸み出る場所などは特に弱いため、泥や稲株だけでは強度が足りない場合は竹を用います。これで一時は補修できますが、しばらくすると、周囲の相対的に弱い部分が徐々に壊れてきます。そこをさらに補修すると、しばらくは強度を保ってくれます。ただ、いずれにしても一度補修すれば終わりではなく、おせんべいが焼ける要領で畔はまた傷んできます。根気良く作業を継続する必要がありますね。また、畔の補修と同時に日よせ作りも引き続き行っています。以下、1枚目及び2枚目は12月6日（日）の写真、3枚目は7日（月）の写真です。
ミズカマキリ、カワセミ、サギ類が来てくれる環境です。この田んぼで一緒に作業してみたい方、泥だらけになることに抵抗がない方、お気軽にお問合せください。お待ちしております。
M.K.
