瀬谷環境ネットだより

横浜市瀬谷区及び周辺地域の自然環境をよりよいものにして、次世代へ引き継ぎたいとの願いから2006年12月に発足した瀬谷環境ネットのブログです。

元気が良いのは良いことですが・・・

瀬谷環境ネットのブログをご覧いただきありがとうございます。

前回の記事でお伝えしましたが、初夏の陽気が続いていることから、苗箱の苗は育ちが良すぎる状態です。元気が良いのは良いことですね。しかし! 少し心配なことがあるのです。

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育ちが良いのであれば、その分田植えの日程を早めれば良いのですが、当会は単にお米を育てることだけではなく、小学校の学習やめだか米クラブといった活動と密接に関わっています。年間計画で田植えの日程を決めており、予定を急きょ前倒しすることは難しいのです。

苗が育ちすぎると、苗の根同士が互いに絡み合ったり、栄養が足りなくなったりすることもあるのです。いかに田植えの予定日まで苗が育ちすぎないようにコントロールできるかが重要です。そのためにできることは、水温を下げるために温度の低い水を流したり、風通しを良くしたりすることです。

ここが通常のお米作りとは違う部分なのですね。小学校の子どもたちやめだか米クラブに参加された方々が田植えをしやすい状態を作っておくことも当会の非常に大切な活動です。

2面ある田んぼには湛水済みです。陸生雑草の生長を抑えることが目的です。

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田んぼに隣接するビオトープもこの陽気の影響で湧水量が減っています。アオミドロ対策としてハスを植えています。ハスの生長にも影響が出ないように水位を保とうと努めていますが、降水量が足りません。

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苗箱の苗たちやビオトープのハスはこの後どうなるのか。続報はまたお知らせいたします。良いお知らせができることを願って。

大自然に囲まれた田んぼで一緒に作業をしませんか? 田んぼの作業以外にも、生き物観察、畑作、川掃除など、様々な活動があります。ご興味のある方はこちらへお問い合わせください。楽しい仲間が待っています。

M.K.