瀬谷環境ネットだより

横浜市瀬谷区及び周辺地域の自然環境をよりよいものにして、次世代へ引き継ぎたいとの願いから2006年12月に発足した瀬谷環境ネットのブログです。

田んぼが釣り堀に!?

本日は瀬谷元気プロジェクトの2回目。
天気は曇りですが、雨も降りそうな雰囲気で、
参加者の皆さん、来てくれるかな~
とちょっと不安でしたが、
今回もたくさんの方に田んぼに来ていただけました。


まずははじめの言葉をNさんから。
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今回のテーマは「カエル、クモ、ザリガニ」です。
それぞれ興味のある生き物にわかれてスタート!


圧倒的人気はザリガニ!
ザリガニ釣りの準備から。
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田んぼの周辺からササを調達し、
ひも、エサのイカをつけたら準備完了です。
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すると開始間もなく、すでに歓声が!!!
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大人の方からも黄色い声が上がります。
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みんなで畦に並んで、田んぼで釣りをする様子…
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まさに釣り堀ですね、これは(笑)。


そして大人も子どもも飽きないようです。
というか飽きないくらいザックザク釣れるんです!
ヤミツキになる楽しさのようです。


一時間くらいの釣りで、これだけとれました。
正確にはこの倍近く釣れました。
どひゃー!!!
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終わる前に、今日のまとめ。
プチ勉強会です。
まずはカエル担当のKくんから、
田んぼに生息するカエル2種についての説明やクイズがありました。
「アマガエルの名前の由来は?」
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続いてクモ担当のOさんから、クモとクモの巣のパネル紹介。
「皆さんもクモの巣をじっくり観察してみてください」
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最後にザリガニの雄雌の判別方法や飼い方をNさんが伝授。
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ザリガニは田んぼでは以下の点から有害と考えられています。
1.イネの根を切る
2.畦に穴をあけて、漏水の原因となる
3.雑食性で繁殖力も強く、在来の生態系のバランスを崩してしまう
(1,2は農業での理由、3は生態系の保護上の理由)

そのため、今回釣れたザリガニの一部は参加者の方に持ち帰ってもらうことにしました。
ただし、責任を持って飼っていただき、
万一飼いきれなくなったとしても近くの川や池などへの放流は避けていただきたいです。


今回は本当に大きなザリガニが簡単にたくさんとれたので、
大人も子どもも大興奮の一日になりました。
イネのためにも、楽しみながらザリガニの数を減らすことができると理想的ですね。

そういえば先月植えたイネのことは、みんな気にしてくれたのかな??(笑)

来月はいよいよ「ふゆみず田んぼってこんなにすごい」という話を聞く会です。
子どもたちはかかしづくりにチャレンジしてもらいます。
次回もお楽しみに♪

すずき