瀬谷環境ネットだより

横浜市瀬谷区及び周辺地域の自然環境をよりよいものにして、次世代へ引き継ぎたいとの願いから2006年12月に発足した瀬谷環境ネットのブログです。

苗も入水!

本日、上瀬谷小学校でつくっていた稲の苗を
田んぼに運びました。
上瀬谷小の子たち、学校行ってびっくりさせてしまったらごめんなさい。


予定ではGW前に田んぼで水苗代に移行するつもりでしたが、
気温も安定しなかったため先送りしていました。


そして運んだ苗箱を水の張った田んぼの中へ。
いよいよイネたちは水用の体になっていくはずです。


イネが水の中でもしっかり呼吸ができるのは
葉から茎をへて根に通じる通気腔が発達しているために
酸素を根にしっかり供給できるからです。
そのために今まで陸上で育ってきた稲の根は
水の中で通気組織を発達させていきます。


田んぼで元気に苗が育って、無事田植えを迎えられるといいですね。

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また、直播した苗は雑草に負けそうだったので、
雑草とりもしました。
時間のかかる作業ですけど、根気よく続けなければ。



ここのところ、田んぼではトンボも見られるようになりました。
1匹目は上瀬谷小学校の中庭で。


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シオカラトンボでしょう。
オスは羽化後しばらくはメスと同じ黄色っぽい色をしており
「ムギワラトンボ」とも呼ばれます。
これはちょっと腹部が太めなので、メスでしょうか。。。



続いて2匹目。


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イトトンボの仲間ですが、成熟はしていないようで
何の種類かまではわかりません。
アジアイトトンボ、アオモンイトトンボあたりでしょうか。
田んぼの畦際の草むらが風をよけるのにぴったりですね。


こちらは田んぼの声の代表格!
今日も作業中、ずっと彼らの声がBGMでした。


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すずき